パニック障害の芸能人【最新版】

パニック障害の芸能人を一覧化します。

パニック障害とホイットニーヒューストン

 ホイットニーヒューストンはパニック障害で苦しんでいたそうです。ホイットニーヒューストンは黒人音楽を世に広めましたが、丁度、ビリーホリディの現代版のような感覚かなと思います。パニック障害や不安に悩まされ、抗不安薬ソラナックスだったそうです)を常用し、その中毒から、お風呂で入浴中、溺死するという悲劇を迎えてしまいました。彼女の死を怪しむファンも数多く存在していますが、抗不安薬を飲むと筋肉が緩んで力が入らなくなるので※、筋弛緩が強まり過ぎて、そのまま湯船に頭から入っていってしまったのだと思います。(※もちろん、ODすれば意識も混濁します。)

ホイットニーヒューストンの死因や情緒不安定の原因について

ホイットニーヒューストンのように有名人や芸能人でパニック障害に苦しむという人は非常に多いといわれています。その理由は、有名税によって身動きが取れなくなるということがあげられるでしょう。有名になればなるほど、富の蓄積は増えていくかもしれませんが、同時に、自由は奪われていくのです。

有名人や芸能人は多くが悩んでいる~有名税という罠~

有名人や芸能人は外出するたびに、誰それがあの店に来ていたと噂されます。私の知り合いの知り合いに、ホームレスからハリウッド女優になったという人がいますが、色々とストレスがたまるそうです。

有名になるということはプライベートがなくなるということにつながり、それが多大なストレスを生むことになるのでしょう。ホイットニーの死は多くのファンを悲しませましたが、ファンの方も有名人のプライベートにあまり首と突っ込み過ぎると、本人を追い詰めることにもなり兼ねないという事実に少しでも気が付くといいなあと思いました。(もっとも、節度のあるファンは分かっていることかとは思いますが。)

パニック障害を抱えていたとは思えない歌唱力を持っていたホイットニーヒューストン氏

彼女は兼業でモデルをしていましたがその美貌だけでなく、非常に歌唱力も優れたシンガーソングライターでした。
下記に、彼女の名曲を添付しておきます。非常に歌唱力の高いシンガーであったということがよくわかることでしょう。

(参考URL:)
https://www.thestar.com/life/health_wellness/2012/03/02/how_antianxiety_meds_are_killing_celebrities.html

パニック障害の芸能人【一覧】

パニック障害の芸能人(一覧)

パニック障害の芸能人(一覧)

f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20180301115127p:plain

(目次)

 

f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20170711101657j:plain

 パニック障害は芸能人にも少なくない心の病気です。なぜパニック障害が芸能人に多いのかというと、ネットメディアの拡大に伴い、自分に対する誹謗中傷を直接目視できるようになったことに起因するでしょう。

パニック障害とは理不尽で理解不能な不安が延々と続きパニック発作を引き起こす精神障害の一種です。

通常の不安形態とは異なり、パニック障害重篤な疾患を模倣し、自らの意思、信念に反し、罹患患者が努力や意志の力によってそれを制御することは極めて困難で、主に物理的な症状(パニック発作)として発現します。

ほとんどの人は「パニック障害」とは、単純にある特定の状況に過剰反応した人のことであると思うでしょう。ところが実際には、それを制御することはほぼ不可能であり、パニック障害の当事者は次第に感情的および物理的ストレスによって衰弱していくのです。主な原因は脳内のアドレナリンという化学物質の過剰放出にあります。

f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20170711101647j:plain

 
パニック障害の芸能人は多い

 パニック障害は世界で最も有名な人々の間においても頻繁に起こっており、深刻なパニック発作を抱えている、パニック障害の芸能人は少なくありません。(有名人も交えて話します。)以下の幾人かの芸能人は実際にパニック障害に苦しんできたことを告白しています。

(下記にパニック障害の芸能人の一覧を載せます↓)

f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20170624132828j:plain


芸能人にもパニック障害の問題を抱えている人は少なくないです。私の知り合いの会社社長(海外若手起業家)は芸能界にもコネクションがあり、彼の話によると、「芸能人なんてみんな病んでいる。だから薬を飲んでいる人多いよ」とのことらしいです。

脚光を浴び続けることは同時に多大なストレスを生むのかもしれませんし、最近の芸能人ツイッター炎上事件を代表するように、根拠のない誹謗中傷が、芸能人の方々の心労を莫大に増大させていることは周知の事実だと思います。

そして芸能人に関わらず
誰しもがパニック発作に苦しむこともあります。あなたの周囲にも必ずパニック障害に苦しんでいる人はいるでしょう。(パニック障害の有病率は全人口の約5%とされています。)
過去の時代から現代にかけで、芸能人をはじめとする有名な人々がパニック障害に苦しんできました。

有名俳優、歌手、作家、発明者、心理学者、芸術家、およびセレブ、芸能人たちは、その鋭い感性を多用して、世界を変えるために、無から有を創造するかのようにパニック障害を抱えながらその人生と悪戦苦闘してきたわけです。


パニック障害の芸能人(海外)】

 過去から現在にかけて、この種のトリックスター達は、自分の才能を最大限に活用するために、彼らの抱えるパニック障害に負けずに、人生を生き抜いてきたのです。ここでは世界的に有名なパニック障害を抱える(た)とされる芸能人(有名人)を紹介します。

  • ダイアナ妃

    f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20161003161413j:plain


    ダイアナ妃はウィリアム王子の不倫劇から精神が不安定になり、第一子の出産後何年もの間、産後うつ病に苦しみました。また、「ダイアナ妃はパニック障害を経験していたということ」がメディアの取材により報告されました。
  • 彼女の専属ボディーガードは後に、ダイアナ妃自身、初となる王室ツアーのさ中、行く先々の旅先で自己制御不能の状態に陥り、叫び声をあげ発狂していたことを目の当たりにし、彼女が到着する前に少しでも彼女のパニック発作が収まれば・・・・・・と彼女への精神的ケアを欠かさなかったと過日、語っています。
  • 「彼女はそのように周囲に支えながらも、実際に精神不安定ではありましたが、自分の家族や周囲の人へのケアも忘れない、高い慈悲心を持っていたと」そのボディーガードは高く彼女を評価しました:

家族は、世界で最も重要なものです。-ダイアナ妃

  • デヴィッド・ボウイ

    f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20170711102820j:plain

    この華やかなロックスターが、これまでの人生でパニック障害に苦しんできたと信じるのは難しいです。しかし、それは本当の話です。そもそも彼はそうめったにメディアのインタビューに応じないことで有名です。
  • その主な理由は、彼自身が抱えるパニック障害に起因していると彼は話しました。(本当の自分を公(おおやけ)にするのが怖いため)
  • しかしながら、ステージ上においては、彼は全くの別人格に生まれ変わり、そしてそこで「強さとパワー」を歌として表現することが可能なのです。
  • 彼は彼自身の音楽と歌詞作りすなわち詩作の作業自体が彼自身に文字通り、自信のようなものを与えていると(あるインタビューにおいて)明確に説明しています:

俺は俺自身が物事についてどのように感じているかを説明することになると俺はあまりにも歯切れが悪い想いをするよ。だから何年も前から、自分自身は人間失格だと思ってきた。けどよ、俺の音楽は俺のためにそれを許さない。でも、それは本当の俺ではねぇんだけどな。-デビット・ボウイ

  • オプラ・ウィンフリー

  • f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20170711102752j:plain

    オプラ・ウィンフリーは常に第一線で活躍する米国のトークショーの第一人者です。しかしながら、彼女は過去の心的外傷経験(PTSD)により長年、パニック障害と闘争をしてきた芸能人の一人です。
  • 若い年齢から性的虐待を受け(ここではその詳細を省きますが・・・・・・)、実際、彼女の成育歴は非常に厳しい過酷で困難なものでした。十代で妊娠。その赤ちゃんは、ほどなくして死亡。
  • 彼女は根源的なパニック障害に起因するとみられる不安と常に共にあり、その問題に対処するために「あること」を学びました。それは自分自身がテレビ番組を制作することで、このことはのちに彼女にとって重要なライフスタイル(精神安定剤になりました
    :

記憶があなたの心に傷をつけたのです-オプラ・ウィンフリー

  • ジョニー・デップ

  • f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20170711102807j:plain

    パニック障害の芸能人として最も有名なのがこの人です。社会不安が彼の人生のすべてといっていいほど、名俳優ジョニー・デップパニック障害と闘争してきました。
  • ジョニーはとてもシャイで、演技中は自分自身を完全に【演じているその誰か】にすることができますし、実際、あるインタビューにおいてジョニーは演技中は彼自身の人格そのものの潜在的可能性すべてを解放することで、完全な別人格になることが可能であると語っています。
  • しかしながら、彼の性格の問題(パニック障害)とジョニーが悪戦苦闘して制作された名作「シザーハンズ」の中で、彼のパニック障害的な特質そのものがそのときはじめて公(おおやけ)で描写されました。実際の彼はこの映画で描かれたようなナイーブでやさしい性格の人間だったわけです。
  • しかしながら、「パイリーツオブカリビアン」のキャプテン、ジャックス・パロウはパニック障害に罹っているように見えるでしょうか?全く見えないですね。
    繰り返しますが、彼は演技中は別人格になることができるのです。あるときから、この
    ジョニー・デップは、彼自身が抱えるパニック障害について自身からメディアを通して視聴者へ訴えかけています。
  • 私は被害妄想癖があり極度の恥ずかしがり屋である」と公然と述べています。
    そして、同時にこうも語っています。
    私は名声を好みません。」
  • ジョニーは社会的名声を避けようと躍起になっている数少ない芸能人の一人です。そして、特筆すべきことは彼のライフワーク、すなわちそれは、パニック障害や社会不安で苦しんでいる彼自身のような人々に対してアドバイスを慈善事業として行っていることであります。
  • 彼は海外芸能業界においても、慈善事業に熱心であることで有名です
    :

私のメッセージは、我々が違って見える異質な誰かの良し悪しの批評を勝手に下す前に、まず第一に他人ではなく自分自身を疑問視し、批評する必要があるということ。こういう自己省察の作業を続けていくと、最終的には、「みんな違っててOKなんだ」と理解することになるだろうね。みんな話し方も異なるし、立ち振る舞いも違う。みんな固有の独自の色を持っているんだ-ジョニーデップ

  • ジョン・スタインベック

    f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20161011144511j:plain

    アメリカの劇作家で小説家であるジョン・スタインベックは、「文学は社会不安を持つ人々のために普及した学問の一つである」と言い切っています。
  • それはもともとこのタイプの人たちが孤独な作業に没頭するすることを、元々、社交性が高く目立ちたがりの人たちよりも遥かに得意であると換言することも可能だと思います。
  • しかし、小説家や文学者は時折、予期せぬ名声や世間の注目を浴びてしまうこともあり、それが彼らにとってストレスになります。
  • パニック障害の芸能人の方に限らず、「この種のタイプ(文学者、詩人)の繊細な人たちは文壇に引きこもるかのように存在している方が社交の場で注目されるよりも遥かに居心地が良いのである」ともまた彼は言っています。
  • スタインベックパニック発作に対処するため、当時ブレンナーという有名心理学者の友人によって精神分析を受け、彼自身、どうにかこうにかパニック障害の発作に対応していたといいます。
  • 直接的なパニック障害に苦しんだ有名な芸能人(上記してきた)のように、彼自身の人生もまた闘争的でもあり、彼は雄弁に流れ行く生活の中にこそ、その存在の意義を見出したといいます。
    これは哲学者エリック・ホッファーに通づるところがありますね:

旅それ自体が人です。この世界には唯一無二のものは何も存在しません。そして、そのことを理解すれば、すべて恣意的に構築された完全な計画や制約を誰かに強制したり強要したりすることはまったくの無益だとわかります。そして下らぬ闘争の後には、我々はもう既に旅に出ることはできなくなっています。
そのことを私たちは最終的に気づくことでしょう。
旅は、私たち自身そのものなのです。 - ジョン・スタインベック

  • フロイト

    f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20161011145210j:plain

    フロイトは心臓神経症、今風の言葉で言えばパニック障害でしたが、芸能人ではありません。しかしながら一応ここで紹介します。まずフロイトは心理学という学問に圧倒的な衝撃を与え(克服した後)、革命的な理論やアイデアの名のもとに世界的な心理学者の一人になりました。
  • しかしながら、彼はパニック障害を克服した後も、「社交の場において常に快適ではなかった」と述懐しています。
  • 彼の自己分析では、「自分自身は非常に技術的な職人気質の性格で、多少は茶目っ気がある人間的な性格をしているので、少しは人好きになれる」と思ったそうですが(特に定期的な人間関係に自信を持っているとき)、時折、社会的につまずくこともあったようです。
  • もちろん心理学者なので、フロイトは不安の問題に人一倍、強い関心を寄せていました。
  • 彼によると人間は誰しもが共通の不安を少なくとも一つは抱えており、それは多くの場合、似たような経験であると考え、そしてそういった症状を類推し、その名のもとで神経症を定義しました:

「この世への誕生の際、ヒトはみな不安を経験します。誕生とはひいては不安の初体験なのです。」-シグムンド・フロイト

  • スカーレット・ヨハンソン

  • f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20170711103022j:plain

    彼女が時々社会不安やパニック障害を経験していると聞くと驚く人も少なくないと思います。そのような事実をゴージャスな映画スター兼歌手を兼業する、スカーレット・ヨハンソンが抱えていると知ると多くの人々を仰天させることになるかもしれません。

  • しかしながら、彼女自身の談によれば、映画撮影の場において、彼女は頻繁にパニック発作を経験するそうです。

  • たとえば、彼女の主要なパニック障害の症状の一つであるパニック発作によって、「このままでは、ほぼ間違いなく死んでしまうかもしれない」あるいは「いっそのこと死んでしまいたい」と感じていたと、あるインタビューにおいて語っています。

  • 彼女はまた、こうも言っています。

  • 「私は苦手な映画撮影の現場にあえて積極的に挑戦することで、症状の克服を成し遂げたいのだ」と。その後、この希望に満ちたストーリーを公(おおやけ)にしました:

「私はまさに、撮影前、パニック障害に由来する発作をたびたび経験してきましたが、それは決して悪い体験だけではなく、その後の撮影で最高の経験もしたことがあります。ですので私は、あることを自分自身に言い聞かせました。それは、「私はより良い自分自身になるために、この体験から何か大切な事を学ぶことだろう。そして、それは実際に可能なのだ!」ということです。
-スカーレット・ヨハンソン

  • エドヴァルド・ムンク

  • f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20161013194434j:plain

  • 芸能人ではありませんが、パニック障害だったと推定される有名な人物にエドヴァルド・ムンクがいます。(最も彼は統合失調症も患っていました)
  • パニック障害の症状に塗(まみれ)ていたことで有名なノルウェーのこの天才画家は、彼自身の抱える深刻なパニック発作によって、特定の作品を描くように強いられました。
  • 要するに絵画という芸術行為自体が彼の心的外傷体験を癒していたのです。そしてそれが結果的には、アーティストとしての彼の不滅の業績につながりました。彼は今まで精神疾患にかかった有名人として精神科医や心理学者からたびたび引用されてきたのは皆さんのよくご存知の通りの話です。:

私は自身の芸術を描くことで私の抱える深い不安の感情を表現しようとしたのだ。このことは絶対に忘れまい。- エドヴァルド・ムンク

  • ニコラ・テスラ

  • f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20161013194531j:plain

  • 二コラ・テスラは今日の私たちが住んでいる世界のほぼすべての産業インフラを発明してきたことで、一部のインテリ層においてはエジソン以上に評価されている人物です。彼は主にエネルギーやロボットの用途を発見しました。
  • そんな彼は齢(よわい)5歳のときからパニック障害に苦しんできました。
  • 弟の死後、この天才は、彼の先端的な性向であった過度の完璧主義を活用して、度重なる発明を繰り返していましたが、同時に多くの恐怖症や強迫観念、パニック障害の症状も有していました。
  • 彼はまた、心理学を専攻する学生や専門家、誰しもが・・・・・・十分に説明することすらできないであろうと容易に推測可能なあるパニック発作を実際に経験しています。
  • それは、「目の前で点滅する発光体(切れかけの蛍光灯)を見ているだけで異様なパニックに陥いるという理解し難い症状であった」といわれています。この場を借りて、私はテスラをパニック障害の芸能人ではありませんが、その有名人の一人としてここで紹介しました。:

今日の科学者たちは多くの事象について深く突き詰めて思考します。一つは、論理的に考えられるように常識的でなければなりませんが、もう一つは、深く考え抜いた後、あえて直観的(論理を捨てる)に思考することで、「かなり非常識なこと゠発明」も可能になるということです。-二コラ・テスラ

  • アデル

  • f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20161013194624j:plain

  • アデルがパニック障害の芸能人であると聞くとみなさんは驚くでしょうか?世界的ポップ歌手のアデルは自身が抱える不安をステージ上に足を運ぶたびに克服しなければならないといいます。
  • 彼女は大きな会場で、パニック障害の症状が現れ、それによりファンが失望してしまうのではないかという恐怖に、いつも舞台裏で強いられていると述べています。
  • 彼女は実際、アムステルダムのライブにおいて、舞台上で急性の吐き気に襲われ、過呼吸により倒れこんでしまうという重度のパニック発作を経験しています。
  • そしてそのライブは結局、途中中止を余儀なくされました。
  • しかしながら、彼女はパニック障害に苦しみながらも、それにもかかわらず、世界中の多くの人から注目を集め、さらには彼女自身が現代の世界最大級アイドルの一人になったわけです。

  • このことに彼女は非常に励まされ、自信と勇気をもらっていると語っています。(彼女は自分のメンターといわれるビヨンセを、常に心に描き、自分自身を激励し続け自己の精神状態の管理をしているといわれています)それは自分自身はビヨンセ(強く美しい女性として米国で多くの女性の支持を集めている)なのだと思い込み、それで彼女の抱えるパニック障害の症状と闘うというものです:

ビヨンセはゴージャスなポップシンガーよ。彼女は私にこう言ってくれたの。「あなたは今のままで十分素晴らしい!誰かのマネなんてしなくていい。ただ自分自身であり続けなさい。」私は彼女の言葉に耳を傾けるとき、神の話を聞いているような感覚に襲われます。-アデル

※なお、彼女は全般性不安障害も抱えており、この精神障害は他の不安障害の症状とは異なり、毎日永久不滅の不安を強いられるといったものです。有名人は、「一般人口の平均発症率よりもより遥かに高い割合でこの精神障害に悩まされている」というデータが実際に報告されています。 

f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20161013194957j:plain

リンカーン大統領

パニック障害の芸能人ではありませんが、リンカーンパニック障害でした。パニック障害が診断名として呼称されるようになったのは、ICD(国際疾病分類)やDSM(米国精神医学に基づく診断基準書)が作成される以前の話なので、その時代の人間の誰かをパニック障害であると診断することは実際は困難です。

しかしながら、多くの精神科医や病跡学の専門家は、エイブラハム・リンカーンは、重度のパニック障害抑うつに苦しんでいたということを類推しています。

もっとも、それは驚くことではありません。米国の歴史の中で最も有名で偉大なこの大統領は、分刻みの仕事スケジュールに忙殺され、しかもその時代の米国社会は混沌(カオス)そのものといっていい、破滅的状況に陥っていたからです。

リンカーン自身がかつて言ったように「そもそも私たちは、過度の緊張を強いられる環境の中、今現在を生きています。よって誰しもが将来に対する漠然とした不安を抱えることになる。」・・・・・・–––芥川龍之介–––ではありませんが、私たちが読む新聞や見聞きしているTVニュースは常に暗い話題ばかりです。このような状況の中、生きていくのは簡単なことではないでしょう。

 

コラム:
パニック障害の真実はそう簡単に説明できるものではありません。
パニック障害は、多くの場合、パニック発作を患っている人だけでなく、その周囲の人間をも巻き込み、恐怖におののかせる傾向があり、このようにパニック障害は自他を問わず重度のストレスを引き起こすことで知られています。

それは遺伝的な要因に基づきますので、パニック障害を意識的に引き起こさないように自己コントロールすることは極めて困難で、そのため多くの有名人は、彼ら彼女らが抱えるパニック発作の問題を隠さずにあえて公(おおやけ)にし、ファンの人たちとそれを共有することが精神安定剤として機能すると言っています。

パニック障害全般性不安障害は有病率が高く、非常に一般的な精神疾患ではありますが、パニック発作や過度の不安を無理やり自分でコントロールしようとすることは非常に厳しいものであるわけです。

パニック障害を抱える多くの人々はその障害を隠し、それをあたかもまるで気にしていないかのように、そして周囲に悟られまいと日々の生活を生きる傾向にあるようです。

パニック障害によって、計り知れないほどのストレスが当事者にかかっている場合、その多くにおいて治療を必要としますが、この種のタイプの人の多くはパニック発作や過度な不安が自分に存在している事実を他人に絶対に悟られまいと生きる傾向が強いと報告されています。

f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20170711103302j:plain

特に彼女ほどの若さでパニック障害に苦しむ芸能人は少ないでしょう。 - ジョニー・デップの古いガールフレンドであるケイト・モスは、彼女自身、何年も前からパニック発作を抱えそれに対処してきたことを明らかにしました。

彼女は「私のパニック障害は過度にストレスにさらされることで、深く悩み過ぎて発症してしまったものではないか」と、ある雑誌のインタビューで明らかにしました。
「特に男女関係のもつれによるストレスが彼女のパニック障害発症の主な要因なのではないか」とも語りました。

f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20170711103245j:plain

世界的に今現在もっとも有名な芸能人および女優といえば、エマ・ストーンです。エマ・ストーンは、今日(こんにち)の映画界で最も人気のある女優の一人かもしれませんが、彼女はまた、パニック障害の症状の一つである広場恐怖症を発症し、同時に多数のパニック発作に対処することを余儀なくされてきました。

新作映画の現場でパニック発作を引き起こし、そのせいで撮影が一時間もストップしたこともあるといわれています。(『クレイジー・ステューピッド・ラブ』

パニック障害を抱える人のほとんどは大体20代に症状を発症することが少なくないといわれているのですが、エマ・ストーンはそれよりもかなり若い年代で、最初のパニック発作を経験しました。
それは7歳の時、学校の体育の授業で起きました。

今現在をしてなお、彼女は、まれにパニック発作を経験することがあるようですが、彼女自身はそれに対処するためのメンタルヘルス向上のための戦略を練り、その方法を用いてストレスに対処していると言っています。

f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20161013200603j:plain

ジョーイ・ボットは、私がこの記事を書いている現時点においても、そしてこれからも、メジャーリーグで最高の選手の一人であり、今後も永きにわたりその高い評価を米国野球界から受け続けていくであろうことは、誰の目にも疑いの余地はないはずです。

しかしながら、彼はこう語っています。

「俺は常に思っていた。俺はマイナーリーグに落ちてしまうのではないか・・・・・・と。」
彼がはじめてパニック障害に陥ったのは父の死が契機でした。父が亡くなった時から、急激に成績不振に陥り、しまいには故障者リスト入りしてしまうようになってしまいました。

して、ジョーイ・ボットは、彼自身、「自分がパニック発作を抱えていることは実際、誰も信じてくれないだろうと思う」とも言っています。
実際問題、彼は未だに、重度のパニック発作によって苦しんでおり、「このままでは死んでしまうのではないか」と思ったり時折するそうです。

芸能人に限らずスポーツ選手もパニック障害にかかることはあるようです。このように、一見、肉体的にも精神的にも頑強そうに見える人間も実は意外と弱いものなのかもしれません。

f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20161013200720j:plain

「芸能人はもともと深刻なストレスを受けやすい職業のため、その一部の人々は、パニック障害を抱えている」という話をここまで書いてきましたが、その事実を科学的に100%検証することは誰にでもできることではありません。

しかしながら、その事実を類推することは可能です。モデルとして有名なキム・ベイシンガーはある日、食料洋品店のド真ん中で最初のパニック発作を経験しました。
そのときから
彼女のパニック発作は、後に広場恐怖症うつ病を発症するほど深刻なモノになったといいます。彼女の話によるとそれはそれはもう酷いものだったそうです。(強度の過呼吸、動悸、息切れ・・・・・・など)

ただし、今現在では、既にそのような症状で苦しむことはなくなったと彼女は過日、語っています。

  • チャーリー・ベルジャン

f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20170711103431j:plain

チャーリー・ベルジャンはPGAツアーを廻っているさ中に、パニック発作を引き起こしたゴルファーの一人です。彼は発作を起こした際、緊急救命病院に運ばれました。(その試合は1ホールで終了。生涯、最低の成績になりました。)その結果、心臓には全く問題がないことが判明。

医師はベルジャンを「重度のパニック障害である」と診断しました。彼は自分自身を「本物の心臓発作によって倒れこんだのだ」と、思い込んでいたので、ドクターストップで試合を放棄することが無事できましたが、彼の持病はいわゆる心臓神経症パニック障害)だったわけです。

このように、「体が強くメンタルがもともと強い」と思われがちな一流のスポーツ選手の間においてにさえも、パニック障害は起こる場合があります。それは、スポーツの世界は常に高いパフォーマンスを期待されているため、かかるプレッシャー、ストレスが半端なものではないことに依拠すると思われます。

日本人のスポーツ選手の例では長嶋一茂さんが好例です。彼は『乗るのが怖い』という書籍で自らが経験したパニック障害の深刻さについて詳しく語っています。

f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20170624135016j:plain
【追記:国内のパニック障害の芸能人について】


以上がパニック障害の芸能人のリストですが、今後は海外の芸能人だけでなく、国内の芸能人も取り入れていきます。たとえば、中川家中川剛さんなどです。(以下、追記しました。(※(2018/01/03:現在))

 中川家中川剛さんの場合

f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20170710230729j:plain

中川家中川剛さんのパニック障害が発症したのは、今現在から約10年ほど前で、まだ人々の記憶に新しいと思います。具体的な彼の症状は、「電車に乗ると過換気症候群のように息苦しくなり、電車に乗るのが怖くてできない」、「舞台に上がると、心臓がバクバクしてきて、「このままでは死んでしまうのではないか?」といった強い恐怖感にかられる」などでした。

後者の事例の折には、弟の礼二さんに漫才をすべて任せ壇上から降りたそうです。

その頃の礼二さんは一切、兄である中川剛さんの病気に理解を示さなかったようですが、だんだんと憔悴(しょうすい)しきっていく、兄の姿を観るにつけ、「これはただことではない!」と気づき、病院に連れて行ったそうです。

そして、医師から告げられた診断名は「パニック障害」であるということでした。

もともと、中川剛さんは弟、礼二さんとは、兄弟でありながら真逆の性格で、どちらかというと、寡黙(かもく)で内向的なイメージを私は持っていましたが、ところがそのお兄さんの持つ独自の天然ボケ的性格が産み出した文字通りの「ボケ」に、社交的で饒舌(じょうぜつ)な弟、礼二さんが的確な「つっこみ」を入れ、それが絶妙にマッチし、視聴者にウけているわけです。

中川家中川剛さんのパニック障害の症例は、以前、世界仰天NEWSというTV番組で放送されました。

f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20170711103521p:plain

パニック障害と言われている芸能人(有名人(一覧))
ルシル・ボールチャーチルなどもパニック障害で苦しんでいたとはかなり意外です。

このように、すばらしい才能や美しい美貌に恵まれた人々が世界中で経験しているとされる、このパニック障害。そんな彼らを見て、あなたは彼らが成し遂げてきたことを半ば信じられないことであると感じるかもしれません。そして、自分にもそれは可能だと信じ込むことです。(パニック障害からスムーズに回復していくには、むしろこんな有名人と同じ病気になって光栄だとでも無理にでも思い込んで、開き直った方が確実にいいわけです。)

 

このような一部の人々は、自分自身の中に存在する極度に繊細な神経を用いて、自身の中の内面の光を照らすことによって、比類なき力を遺憾なく発揮し、トリックスターとして古き時代から輝いてきましたし、今後も輝き続けていくことであろうと私は思います。

今現在、パニック障害に苦しんでいる人々はこのような
尊敬に値する人々から、何かとても大切なことを学ぶ必要があるかもしれません。
そして
うまくいけば、この記事を読むことで、今あなたがパニック障害に苦しむ芸能人たちの実情を知り、心から勇気づけられることもあるかと思います。
私は強くそれを希望します。

 

あなたは自分自身の中にもその陰影を見て、あなた自身も彼らと同じ領域に立てる可能性を秘めているという事実を知るべきです。世界を照らすことのできる明るく輝くダイヤモンドのような才能をあなた自身も持っているに違いありません。
精神的な問題や性格の偏りは、ねじりの効いたバネが強大な力を発揮するかのように、それ自体が傑出した能力や才能を産み出すものでもあるからです。

blog.livedoor.jp

 

あなたが深刻なパニック発作に苦しんでいるならば、私の不安障害関連のブログを見ることをお勧めします。そこでは、どうすれば精神疾患を具体的に克服できるのかという結論を簡単に説明しております。

 

Copy right(C)パニック障害の芸能人】 All rights reserved (最終更新:2018/04/23)

パニック障害と堂本剛【最新版】

堂本剛パニック障害

f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20161211224900j:plain

(目次)

堂本剛さんはパニック障害を経験したと自ら公(おおやけ)に告白しました。パニック障害になっていた当時の自分を振り返ると、「いつも死にたい」と思っていた、「音楽だけが僕を救ってくれた」・・・・・・などと言っていたそうです。自殺も考えたことがあったそうです。芸能人の中において、パニック障害を経験したと公(おおやけ)にする人は少なくありませんし、そのような情報が、「あることないこと」ネット上に書かれそれが拡散され、騒がれています。「中にはパニック障害とは言えない人もいる※」ことにはいると思います。(※風評被害)ただし、私は堂本剛さんはパニック障害を経験した本物の芸能人の一人であると思います。

堂本剛さんが経験されたパニック障害の症状

過換気症候群(心因的な理由により息苦しさを覚え、過呼吸に陥いる)
自殺念慮(死にたいという思考に囚われる状態)
は主な2点だったそうです。こうした症状は主に慢性的なストレスやプレッシャーから引き起こされることが知られています。パニック障害の人は、もともと繊細な人が多く、このタイプの人では、ストレスに若干弱いという傾向があるため、パニック障害のような心の病気にかかりやすい傾向にあります。


本当にパニック障害を経験した芸能人の特徴

・朴訥(ぼくとつ)でボソボソ喋る感じの人
・口が達者ではない(口下手)
・恥ずかしがり屋
・大勢の観衆の前でのパフォーマンスを余儀なくされるミュージシャンや舞台俳優など(ミスが許されないパフォーマンスを要求される)

こんな感じです。
当たり前といえば当たり前なのですが、たとえば「柳沢慎吾さんがパニック障害になった」・・・・・・などといっても、誰も信じませんし、まずありえません。彼のプレッシャーへの強さは天才的なものがあると思います(笑)
しかし、堂本剛さんは上記したパニック障害の人の特徴すべてに当てはまると思います。彼はジャニーズのミュージシャン兼芸能人として長年、人前での活動を継続し、大成功を収めてきました。それに比例して、過剰なプレッシャーがかかっていたということは疑う余地もありません。たとえば、歌手として活動する場合はミスが許されないからです。

昔、彼がやっていたTV番組、「堂本剛の正直シンドイ」という番組はある意味、「企画的な意味」でディレクターが番組タイトルをつけたのでしょうが、同時に「彼の内向的な性質に的を当てて同時に制作されたものだったのではないかな。。。」とも思いました。

他にパニック発作を経験した芸能人には、人気お笑い芸人の中川家のお兄さん中川剛さんもいました。
この人については別の記事で紹介したいと思いますが、彼もガチだと思います。(彼も堂本剛さんと同様にパニック障害を体験したと公開しています。)

堂本剛パニック障害を語る

堂本剛さんのパニック障害の経験をラジオで語った音声はこちらです↓

パニック障害について

パニック障害の症状の一つであるパニック発作は自分の意志でコントロールはできず、私も実際に経験がありますが、たとえば、「このままでは自分は心臓が止まって窒息死してしまうのではないか?」という強烈なものでありました。
繰り返しますが、それは自分の意思でコントロールできるような次元のものではありませんでした。パニック発作は予期せぬ時に突然襲ってきます。人であふれかえる電車の中や、個室に一人きりでいるときのようなより密閉された空間でそれは起こりやすいです。私はメキシコの地下鉄に乗っていた時(満員電車)で窒息しそうな恐怖にかられ、友人と映画を観に行くさ中だったのですが、途中下車しタクシーで自宅へ帰ったことがあります。一種の過呼吸に陥ったのだと述懐します。

f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20161211224945j:plain

追記

Kinkikidsの堂本剛さんもこのようなパニック障害の経験をされているようです。
今回はパニック障害の芸能人として堂本剛さんを紹介させていただきましたが、この記事は加筆していくつもりで、詳しい詳細は後日記載していこうと思います。


(最終更新:2018/01/21)
f:id:panikkusyougainogeinoujinn:20161003153635p:plain